12月1日(木)
くもり、定休日。
休みだからと言って、仕事がない訳ではありません。
配達に2件回りました。
明日は午後から、中学校の先生の勉強会に講師として参加。
そのための準備と進行の確認。
依頼していただいた先生の言葉が良かった。
「学校の先生は頭が固いので、柔らかくする絵本を紹介してください」
「任せてください」と、言ったものの、どの絵本を紹介しようかと只今思案中です。
中学校の先生に、とびっきり面白い絵本を勧めてきます。
12月2日(金)
曇りのち雨。
クリスマス向けの絵本も揃い並べました。
比較的新し目の絵本を揃えました。
クリスマス絵本の選書は難しいです。
全点揃えるのはスペースの関係もあり不可能です。
売れそうなものを選んだつもりですが、それでもお客さんからは、それらの隙間を縫うようにして、「◎◎本はありませんか?」と聞かれます。
つくづく選書は難しいと感じます。
さて、午後から学校の先生向けに絵本の講演を行いました。
「先生たちは頭が固いから・・・・・」という予備知識もありましたが、始めてみると、やはり固そうです・・・失礼。
それでも、たくさん絵本を紹介して、少しでも絵本の面白さを分かっていただけたような気がします。
12月3日(土)
雨のち曇り。
メールが毎日200件以上来る。
そのうち99.9%は迷惑メール。
大半は、出会い系、融資、バイアグラ関係・・・
ホームページでアドレスを公開しているので、ある程度仕方ないのですが、それにしても多い。
多くは迷惑メールホルダーに入って一括削除するのですが、時として、店への問い合わせや、本の注文のメールがあったりするので、削除する時は注意しなければなりません。
以前一度、お客様からの問い合わせメールを一括削除してしまい、返事が来ないお客様は少しお怒りぎみでした。
最近の迷惑メールは巧妙で、迷惑ホルダーに入らないよう、進化しています。
差出人も普通名で、件名も「お問い合わせです」とか「お世話になります」とか自然を装ってきます。こうなると、前のこともありますので、メールを開かざるをえません。
でもたいていは「今すぐ会えます・・・」「おめでとうございます、あなたが当選者です」とか
どうしょうもないものばかりです。
差出人はそれでも、何とか開かせようとあの手この手考えているようですが、その努力を他に使ってもらいたいものです。
12月4日(日)
晴天
三重県へギターのレッスンへ。
もう、5年くらい続いています。
生徒は全員保育士です。
要するに、保育で使えるギター教室という感じです。

私が、幼稚園、保育園へ行ってギターで歌を歌ったり、遊んだりした後 保育士の先生からたいてい、「ギターは保育にいいですね、」と言われ ます。でも、実際に保育現場で使っているかというと、なかなかそうは いかないようです。原因は色々あると思いますが、一番はそのためのメ ソッドがないこと、教えてもらえる場所がないこと。
そこで、考えたのが「保育士のための、現場で使えるギター教室」です
歌い文句は、「半年でデビューできる」です。
興味のある方は、一度ご一報ください。
詳しくは
ここまで(トップページの最下層部にあります)
12月5日(月)
快晴。
店の前のイチョウ並木が色づき終わりで、雪のように葉っぱが舞っている。
月曜日は郵便やメール便が多い。
春の絵本セールとか新入学のセット物とか、まだ、12月だというのに入学セールは早すぎる。
出版社としては、事前に、注文を受けたいのでそうなってしまうのだろう。
その手にはまだ乗らないぞ。
12月6日(火)
晴れ。

朝から市内の総合病院へ検査入院。
ベッドに横になっているだけなので、たっぷり時間があります。
読みたかった本を3冊持っていきました。
宮崎駿「本へのとびら」岩波書店、
「日本語てにをはルール」「北京に吹く風」
「本へのとびら」は宮崎駿がお勧めする、岩波少年文庫50冊の解説書。
話の内容の解説も面白いが、アニメーターだけあって、挿し絵の解説も面白い。
「日本語てにをはルール」は日本語の「てにをは」助詞、について例文を挙げて解説している。
例えばあなたは、「彼女は学校へ行きます」と「彼女が学校へ行きます」
この時の「は」と「が」の使い分けについて、外国人にも分かるように説明できますか?
できない人は、これを読むべきでしょうね。
できない人が、これを読むべきでしょうね。
うーーむ、難解だ。
12月7日(水)
朝、病院から退院。
よく、質素な食事メニューを「病院食みたいだ」といいますが、この日の朝のメニューはそのものずばり「病院食」だった。ごはん、味噌汁(減塩)しかも器半分。小魚のひものとおひたし。
今回私は病人ではないので、食事制限してる訳ではない。
それなのに、みごとなメニューだ。
今回、一泊の検査入院でしたが一日中ベッドにいると、やはり健康が一番だなと実感しました。
夜、明日、安城の幼稚園で公演の、
ケロポンズと居酒屋で会食。
ロードマネージャーの平田大二郎さんに初めてお会いする。
大二郎さんは平田明子さんの弟さん。
これから、ケロポンズといっしょに全国を回るそうです。
12月8日(木)
曇りのち雨。定休日。
定休日ですが、たいてい何件か電話がかかってきます。
聞いたことのない出版社から、タレント本を置いてほしいという勧誘の電話。
Kポップ関連の書籍らしい。

一通り説明を聞いて「すいません、うちは児童書の専門店なの でちょっと・・・」
すると、すぐさま「ああー、そうでしたか、それではまた何か あったら・・・」
今後も何もないと思います。
それでも、丁寧に「申し訳ありません、お役に立てずに・・」 と丁重にお断りしました。
世間では、きっとKポップ関連の本は売れているんでしょう。
花のき村にはちょっと縁がないようです。
でも、店主は個人的にKARAは好きです。
「Mister」のヒップダンスには、興奮物でした。ハハッ
12月9日(金)
快晴、風強し。
クリスマス絵本をお買い上げいただいて、ラッピングが多くなってきた。
絵本はサイズがバラバラなので、包装紙をそのサイズに合わせるように切ったりリボン付など、

ラッピングに手間がかかる。
レジで包装するのですが、その模様を凝視されるお客さんが多いで す。
手元ばかり見られていると緊張します。
うまく包装できればいいのですが、時にはうまくいかなかったりし ます。
贈物ですから、不備があってはまずいです。
うまくいかなかった時は、新しい包装紙でやり直したりします。
ですから、店主が包装している時は、凝視しないでください。
ちなみに、当店の贈物用金ラベルのデザインは、絵本画家の杉浦範茂さんです。
12月10日(土)
快晴かと思ったら午後から曇り。
クリスマス向け贈物にポップアップ絵本はかかせない。
一番人気は、ロバートサブダのポップアップ。

その作りの見事さは他の追随を許さない。
紙でよくこんなことができるのかと感心する。
そんなポップアップだが、難点は見本が必要なこと。
表紙だけでは中身が見えない。
ポップアップはページを開いてこそ真価が問われる。
店頭では、たいてい一冊は見本として開放している。
だが、これを見本だからといって、小さな子がやたらと触る。
乱暴に開く、無理やり引っ張る。
こうなると、見本とはいえ、無残なものになってしまう。
見本だから仕方ない。仕方ない。仕方ないと言い聞かせる。
今なら、ロバートサブダのクリスマスポップアップ全点揃っています。
12月11日(日)
曇り。
昨夜は安城市にあるテーマパーク「デンパーク」へクリスマスイルミネーションを見に出かける

毎年、この時期はイルミネーションで飾られて、華やかなことは知って いましたが実際に出かけたのは初めて。
あまりに近いせいもあって、行く機会がなかった。
売りは「15万球の電飾」だけあって、なかなか見応えがあった。
特に土日の夜はイベントもあって、十分に楽しめる。
昨夜は最後に花火もあり、良かった。
ぜひ、機会を作ってデンパークヘ出かけてみてください。
クリスマスイルミネーションは25日までです。
入場料は600円です。
12月12日(月)
快晴。
3階のエアコンが故障した。
動かないのだ。
今週末、新沢としひこライブがあるので、それまでにはなんとかしなければ・・・
早速、メーカーのお客様相談室に電話する。
最初は音声ガイドがでる。
「エアコンに関する修理はダイアルの1を押してください」
1を押すと「エアコンですね、正しければ受話器に向かって、はい、そうでなければ、いいえを言ってください」発声で応答するなんて初めての経験だ。
機械に向かって「はい」って言ったが、何か間が抜けている。
やっと繋がったと思ったら、「この電話は間違い防止のため、録音させていただきます」ということ。正確を記するためにはしょうがないか。
エアコンの症状を伝えると、要領を得ないらしく、「只今、エアコン担当者がふさがっているので、後ほどこちらから掛けさせていただきます」だって。
結局二時間後、電話があり、再度情況説明すると、「それでは、後ほど修理担当者から連絡させますので、連絡先を教えてください」だって。
電話での応対は丁寧なのだが、反応はとても悪い。
結局、修理係と連絡が付いたのは、電話をかけてから半日たった頃。
トラブルの電話するだけで、半日も待機してしまった。
12月13日(火)
名古屋の、何とか言う会社から電話がかかってきた。
何とかというのは、名前も覚えてないくらいの要件だったので覚える気もなかったのだ。

要するに、店の蛍光灯をLEDに換えないかというものだった。
実は、そこまで辿り着くのに、しばらく世間話が続いたのだ。
「3月の震災以降、省エネが叫ばれているとか、電気代は月にどのくらいかかっ ているのかとか、
蛍光灯は何本使っているのか・・・・・」
省エネは理解できるが、電気代はいくらかかってるのかは、何本使ってるかは大きなお世話だ。
この手のセールスには乗らないようにしている。
「うちは小さな店なんで、蛍光灯は10本くらいしか使ってない・・・・」
それを聞いてか相手もすぐ「あーー、そうでしたか、それではまた機会があれば・・・・」
機会などあるものかとすぐ電話を切った。
店をやってると電話セールスは多い。
だいたい、電話で要件を済ませようという魂胆が良くない。
こういう場合の断り文句はこちらも用意しています。
「あっ、今、お客さんがみえたので、それではこれで・・・・」
無論、お客様など来ていない。
そこは、電話で相手が見えないから、ある意味便利な断り方だ。
12月14日(水)
店で一番多い質問は「この子3歳ですけど、どんな絵本がいいでしょう?」といった類のもの。
だいたい、各年齢で10冊くらい頭の中にインプットしています。

実際に、店頭で何冊か紹介します。
紹介した絵本が、その場でお客様にヒットすれば問題ないのですが、これ がなかなか難しい。
絵本の専門店なのだから、一番簡単なことだろうと思われがちですが、と ころがどっこい、これが非常に難しいのだ。
何が難しいといえば、その子に「今」ヒットする絵本を紹介しなければならないこと。
この「今」が重要なこと。
その子がどんな本を読んできたのか、どの絵本に興味を持っていたのか、そういうことが分からない。
その子の「今」と、一般的に受けている絵本とは違う。
例えば、「ぐりとぐら」などはお勧めしたい絵本ですが、これがすべての子どもにヒットするとは限らない。ヒット率は5割くらいだろうか。
ヒット率を上げればもっと絵本が売れるのだが・・・・
12月15日(木)
快晴、定休日。
店の前の歩道に、視覚障害者用のタイルを埋める工事が始まった。
この二~三日は車の出入りが不便となる。
少し前、工事業者が「定休日はいつですか?」と聞きに来た、木曜日だと伝えると「できるだけ木曜日にやります、車の出入りはできるようにします」と言っていた。
今日見ると、まだ店の前まで工事は来ておらず、明日以降になりそうだ。
なんだ、定休日まで聞いておいて、まだ手つかずじゃないか・・・・
文句言っても仕方ないか、とあきらめる。
12月16日(金)
寒い一日。
3階のエアコンの修理が終わった。
過電流を防ぐ部品の交換だけでおさまった。
エアコンが使えないんじゃ寒くて堪らないので、ほっとした。
明日は、新沢としひこさんのソロライブ。
あさっては、新沢さんと斎藤ネコさんの共演。
チケットは売り切れとなりました。ありがとうございます。
12月17日(土)
寒くても快晴。
本日は毎年年末恒例の「新沢としひこ2DAYSライブ」の初日。
新沢さんのソロライブです。
新沢さんとはもう20年来のお付き合いです。
花のき村の3階でのライブも30回くらいになります。
今日もチケットは売り切れ状態で、お客さんも毎回遠くからお越しいただいております。
安城市市内はほとんどなく、県外の方が多いのも特徴です。
2時間30分、全22曲、新沢さんお疲れさまでした。
12月18日(日)
快晴。
新沢としひこ、2DAYSライブの二日目。
今日は、バイオリニストの斎藤ネコさんの登場です。

ネコさんとは、1997年に一度お招きしています。
ですから、今回は14年ぶりということになります。
今日も全22曲、ネコさん大活躍でした。
コンサート終了後、ネコさんの真正面に座っていた、小学生の男の子にどう だった?って聞いたら「すっごーく良かった」と満面の笑みで答えてくれまし た。また、帰り際お客さんの表情を見ると、みなさん良い表情していました
新沢さん、斎藤ネコさん長い時間お疲れ様でした。
またいつかこのお二人でコンサートをしたいですね。
ちなみに、来年の新沢としひこ2DAYSライブは、12月8、9日で決定しました。
12月19日(月)
今日も寒い一日でした。
朝から、割とお客さんが途切れることなくいらっしゃいます。
ほとんどは、クリスマス向けです。
ラッピングしてお渡しします。
みなさん、24日の夜までそっと、どこかにしまっておくのでしょう。
そして、25日の朝、子どもが眠るその枕元に置いておく・・・・・
あーー、何ていい話なんだ!!
12月20日(火)
快晴。
お客様からの電話で、言い方は悪いが、かなりマニアックなクリスマス絵本の問い合わせがありました。あいにくそれは店頭の在庫がありませんでした。

そのことをお伝えすると、電話の向こうで残念そうにしてらっしゃ いました。
クリスマス関係の絵本はそれなりに在庫しているつもりですが、そ れでも全点は置ききれません。絵本の専門店ということで、お問い 合わせいただいているのは承知しておりますが、全ては在庫できな いのが実情です。
お問い合わせで店頭にない時に、その旨お伝えするのは心苦しものです。
12月21日(水)
今日も快晴。
親子が店に来て、お父さんが子どもに「クリスマスプレゼントだよ、好きな本探して」と言って

ました。えっ、この子の家では、クリスマスプレゼントは店で買ってくる ものなの?
普通は、サンタクロースが持ってくるものじゃないの?そう思いましたが この家ではどうも違うようだ。夢がないなあとも思いましたが、それぞれ の家庭の事情がある訳だから、それも有りかと納得しました。
一般常識だからと言って押しつけるのは良くないってことでしょうか。
12月22日(木)
快晴、明日からの連休は寒くなるそうです。
木曜日は定休日ですが、クリスマス前でもあり営業しております。
今日は午後から、名古屋の松坂屋へお出かけ。
現在開催している「北京・故宮博物院展」を見に行くためです。
それと、この時期の名古屋の街の様子も観察したいということです。
松坂屋は、平日の午後にもかかわらず、かなりの人出でした。
美術館も多くの方々でにぎわっていました。
帰りに、パルコへ寄りパルコの書店へ敵地観察。
パルコ書店は私の好きな書店で、私好みの本がたくさん並んでいます。
店内を一回りして、現在発売の雑誌「ブルータス」を購入。
たまたま、本特集だったので買ってしまいました。
こういう時の買い物時は当然、図書カードで買います。
現金では買いません。
パルコでは、書店→楽器店→タワーレコードとハシゴしてきました。
久しぶりの名古屋ショッピング、たまにはいいものです。
12月23日(金) 祝日・天皇誕生日
快晴なれど寒し。
クリスマス前の祝日で、店はそれなりに忙しい。
例年はプレゼント用に絵本を、複数買われるお客さんが多い、そんな印象でしたが、今年は1冊~2冊というお客さんが多い。こういうところにも不景気感が、じわじわと押し寄せているのかもしれない。

ところで、店のレジで金ラベルにリボンを取り付ける作業をしている時 年長児くらいの子が「おじさん何してるの?」と聞いてきた。
クリスマスプレゼントに欠かせない、リボンを店主が作っているのを見 られてしまったのだ。
返事に困っていたら、その子のおかあさんが「お仕事のじゃましちゃだ め・・・」と言ってくれました。ちょっと冷や汗ものでした。
12月24日(土)
快晴。
クリスマスイブの営業が終わった。
忙しかった。
ほとんどのお客さんに、プレゼント用に包装をしました。
今日の夜はきっと、子どもの枕元にプレゼントを置くんでしょうね。
メリー・クリスマス
12月25日(日)
快晴、雪もちらほら。
今年最後の日曜日、しかもクリスマス。
昨日までの忙しさがウソのような日。
クリスマス本番の日ですから、まだクリスマス絵本は並べています。
毎年、25日はクリスマス絵本はまったく売れません。
それでも、まさか、しまっておくわけにもいかず、並べざるをえません。
ケーキなら今日でも買う人はいるようです。
しかも、賞味期限のある大きなケーキは少しプライスダウンしていました。
本は、プライスダウンできません。
今日の夜には、本の並べ替えをします。
12月26日(月)
雪の朝。
朝起きたら辺り一面雪景色。
こんな日にお客さんは来ないだろうと思っていたら、平日並みの来客がありました。
寒い中ありがとうございます。
クリスマスのプレゼント絵本が終わると、次は、帰省の時の手土産としての絵本選びのお客さんが多いです。
電話も「お正月は何日から営業ですか?」が多い。
1月は6日から営業します。
12月27日(火)
快晴、北風強し。
年の瀬、配達やら集金やらでバタバタしています。
店の掃除や整理整頓もやらなければ・・・・
なかなか余裕ができない。
12月28日(水)
快晴。
月初めに来る雑誌が、年末年始休みだからどっと一挙に送られたきた。
みんな二月号です。
12月の終わりに二月号が並んでるというのも奇妙なものです。
福音館の「こどものとも他」も入荷しています。
12月29日(木)
快晴
木曜定休日。
朝市で昆布とするめと数の子を買う。
松前漬です。
毎年この時期になると、自家製松前漬を作ります。
醤油とみりんと酒だけでできます。
市販品より美味いと評判です。
自画自賛。
12月30日(金)
快晴、風強し。
年末は何日まで営業していますか?という問い合わせが多いです。
31日まで営業しています。
12月31日(土)
快晴。大晦日
今年一年ありがとうございました。
来年もどうぞよろしくお願いいたします。
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