東北ツーリング(04年 8/25 〜 8/31)

 8/30(6日目)


   朝食を取って、8時15分に出発。
  前日に赤ペンをどこかで、なくしてたみたいで、メモするときに、宿でペンを借りた
  まあ、もったいないけど、途中で、買うか。  
   
   

   名残惜しいので、田沢湖の残り半周をしてから、またR105に戻って、ひたすら南下
  台風が来てるんで、できるだけ、走っておかないと・・・。絶対にヤバイ


   昨年にブラブラした角館をパスし、ひたすら南下
  9時15分、一昨日に大花火大会のあった大曲を通過。R13にスイッチ。


   しかし、なぜかわからないが、気になっていた横手では、町の方に入ってみた。
  ペンも買いたかったし、行きたい所には、行かないとなぁ。

   少し、道に迷った後、

           

   9時45分、横手城に到着。
  僕は、城にばっかり行ってるんで、城郭ファンだと思ってる人がいるかもしれないが、そうではない。
  地方に行くと、今でも、町で一番 見晴らしがいい所は、城であることが多いからだ。

   どうかなあと思ったけど、入場料100円を払って、天守閣へ登ることにした。
  100円払ったとき、受付でボールペンを借りた。
  忘れないうちにメモしとかないと、僕のメモリーはもういっぱいだったから・・・。

   そしたら、受付のお姉さんが、そのペンをくれようとした。しかし、僕は断った

   他人の情けを受けるのは嫌いだからではなく、キャップがないと困るからだ。
  そしたら、ロッカーの中から探して、新品のをくれた。貼ってあるシールを見ると100円のだった
  気分よく、天守閣を登る
    
   

   ボールペンのせいだけでなく、緑に囲まれて、こぢんまりした良い町だなと思った。
  
   コーヒーを飲んだり、しばらく公園をブラブラしてから、10時20分に、出発。

   しかし、今日は走らないとなぁ。ひたすら、R13を南下。


   11時20分、雄勝峠を越えて、山形県に入る。
  12時前に新庄を通過、バイパスになってて、ムチャクチャ速い

   腹が減っては、戦はできないので、

    

   道の駅・むらやま に寄る。
  このあたりは、元祖ソバ街道らしいので、ソバの大盛りを食べた。美味かった。
  を売っていたので、一箱、家に送った。

   ここで、おじさんライダー3人組に出会う。黒の革の上下の人もいて、むちゃくちゃ暑そうだった。
  北海道の人で、午前2時に青森に上陸して、ひたすらここまで走ってきたそうだ。
  寝ながら運転してしまったそうで、仕方なく休憩してるらしい。いやー凄い体力だ僕には、絶対の絶対にムリだ。 

   1時過ぎに出発。


   1時45分、山形市を通過。
  さすが、山形盆地むちゃくちゃ暑い
  メッシュジャケットに着替えようかと思ったが、時間が惜しくてそのまま。

   2時40分、米沢R121にスイッチして、南下。さあ、どこまで行けるでしょうか?
  
   大峠トンネル内で、福島県に入った。

   疲れてきたのと情報収集のため、道の駅・喜多の郷に寄った。いやあー暑い暑い
  道の駅・むらやま で おまけにもらったを食べた。渇きが癒された。美味かったなあ。

      

   4時前に喜多方市に入った。今日の軍資金を郵便局で調達(強盗をしたわけではない)。
  喜多方市は、蔵の町だそうだ。それに・・・。

    

   もちろん、ラーメンだ。
  でも、ここのラーメンは、ちょっとあっさりし過ぎだった。下調べをするべきだったか・・・。

   4時20分、腹ごしらえもすみ、出発。
  まだまだ走って時間と距離を稼いで、寝ているうちに台風をやり過ごさないと、明日がキツイ
  他にも大きな目的があるし・・・。

   南下して、会津坂下町R49にスイッチ。西へ進む。
  夕方になりクルマが増えたが、それでも、ひたすら頑張る

  
   

   頑張ったかいがあり 、6時30分に新潟駅前に到着。
  昨年来たときは、ビジネスホテルもなかなか見つからず、
  おまけに、クルマと同じ駐車料金を取られて、憤慨したところだ。

   というわけで、岩手県・釜石での印象が良かったホテル・サンルートに泊まることにした。
  さすがに、駐車料金は取られなかったが、屋根のあるバイク置き場がないので、玄関の軒先に置くことになった。
  台風が来るのになあ。まあ、BMWが飛ばされることは、ないだろうけど・・・。  

   風呂に入って、疲れを癒して、さあ出陣だ
  駅前の巨大モニターが、マツケン・サンバを流している。うーん。めまいがする

          

    新潟まで来た大きな目的は、ここだ。
   昨年の北東北ツーリングで、立ち寄った居酒屋「藤正」だ。
   まあ、居酒屋といっても、酒と料理にこだわりのある とても良い店だ。

    オリジナルの酒や日本海の魚を呑んだり食べたりしながら、
   満を持して、昨年、呑みそびれた、「越の雄町」を注文した。
   こいつは、米から専用に作られていて、有名な「越の寒梅」よりも、高価である。
 
    呑んでみたかったんで、大阪で探したけど、見つからなかった。
   いやー、もうほとんど水である
   うまい酒は、だんだん水に近づいていくけど、コイツは、「越の寒梅」よりも水に近い。
 
    もちろん、真水とは違って、まろやかさがあったりするけど、
  口でなんか言い表せない
五感で味わうべき酒
だ。

    ついでに、「越の雄町」に合うものも注文した。
   ご主人に苦笑されたが、新潟の郷土料理、のっぺ汁が出てきた。
   イモや根菜が入った汁物だが、冷たいものをいただく。あっさりしていて、なんか、酒に合ってるぞ。

    最後に、団体さんのおこぼれの とても手の込んだ、鯛飯をいただて、新潟の味覚を堪能して、店を後にした。
   新潟の人は、本当に幸せだ。かなり、ムチャクチャ、うらやましいぞ。

    ホテルに帰ってきたら、BMWを動すように言われた。
   「ホテルの名前が書いてある真下に置いたからかなあ。酔ってるから面 倒やなぁ。」と思った。

     
 
    そしたら、「台風の影響を受けないように、中に入れて。」ということだった。
   BMWマークのおかげか? まあ、でも、さすがサンルート。ビジネスホテルとは違うな。と妙に関心。
   ありがとう

    千鳥足、ノーヘルでバイクに乗って、アクセルをふかし、玄関を突き破る・・・・んではなく、
   きちんと自動ドアが開いてから、乗り込んだけど、これって、飲酒運転、並びに・・・、ではないの?
    まあ、ええわ。

    台風は、夜にやり過ごせそうだし、愛車と一つ屋根の下、気分良く、お休みになった。

 本日の走行距離 420 Km (いやーもう、グッタリ、げっそり)

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