北海道ツーリング(05年 7/20
〜 8/5 )
7/26(火)(7日目)
ユースで朝食をとり、昼食の弁当を受け取って、8時に出発。
岩尾別温泉に到着。
宿の人がみみっちいので、ハンターカブを停めるのに手間取ってしまった。
羅臼岳登山口を8時50分に、予定より遅れて出発。
登頂開始。それにしても暑いなあ。
10時半頃、雪渓に取り付く。
ユースで一緒になった韓国からの女性の留学生と一緒に登る。
物理教育を研究しているそうだ。僕の尊敬する吉田松陰先生を紹介した。
11時に羅臼平のお花畑に出た。
ここで、友人を待つ留学生と別れて、ガツガツ登る。
岩場で少々苦労するが、11時50分、羅臼岳頂上、1660
m に立った。
思ったより、速く登れたね。
頂上には、年輩のご夫婦と妙齢の女性の会社の同僚3人組(皆、そこそこ美人で化粧が上手く、背が高かった。
なんか、客室乗務員風だった。 )がいた。
登ってる途中で、中年のツアー登山グループにも言われたが、僕が、軽装なのを指摘された。
「オートバイで来てるんで・・・。」と説明すると、「ライダーですか?」と尋ねられた。
「いや、ライダーじゃなくて、いやいや、単車男でもなく、オートバイ乗りです。」と言おうと思ったが・・・。
ライダーとオートバイ乗りは、違うんである。
オートバイ乗りは精神であって、自動車に乗ってようが、電車に乗ってようが、
ご飯を食べている時であろうが、オートバイ乗りはオートバイ乗りなんである。
もちろん、こんな事は言えなかった・・・。
それにしても、知床では、みんなが自然監視員みたいな格好をしている。何かのコスプレみたい。
しかも、自然に触れることが、あまりにも、システマティックになっていて、ちょっと興ざめ。
自然保護のためには仕方がないんだろうけど、まるでテーマパークにいるみたいだ。
お弁当のお稲荷さんを食べた。
足下に、海と森を見ながら、涼しい風を受けながら食べるのは、格別
だ。
それに、涼しいね。
30分ほど頂上で過ごし、サッサと下る。
2時15分、登山口に戻り、2時半過ぎに出発。
R334(知床横断道路)に入る。
坂がキツくて、荷物満載のハンターカブでは、なかなか登れない。
おまけに雨がパラパラしてきた。
3時15分に知床峠に着いたが、ガスってて、何も見えなかった。
漁港で有名な羅臼を通り過ぎる。
僕としては、無念だが、台風の影響があるから、気の利いた宿のありそうなところまで行きたいし・・・。
R335を南下した。
標津でR272(ミルクロード)にスイッチ。
中標津で宿を探すが、どこも満室だ。空港があるから大丈夫と思ってたのに、うーん、困った。
一番料金の高いトーヨーグランドホテルのダブルの部屋しか空いてなかった。
雨もパラパラしてきたし、仕方ないか。
気を取り直して、中標津鮨屋通りにある回転鮨屋に行った。ここまで来た理由だ。
ライダーはトロサーモンが、サービスだった。
地元で揚がったツブ貝、ホタテ、イワシが特に旨かった。安くついたしね。
6時半に、ようやく、本日のお宿、トーヨーグランドホテルに到着。
ここで、また問題発生。 なんと、北海道養護教育研究会(?)が開催中で、明日は部屋が空いていないらしい。
連泊して、台風を避け、ついでにツーリングで積み重なった疲れも回復できると思っていたのに・・・。
気を取り直して、温泉に入って、疲れを癒す。
風雨が強くなってきたなあ。
本日の走行 113 Km (登山もしたし、思ったより疲れたなあ。)
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