沖縄旅行(06年 12/21〜/27)
12/26(火) (6日目)
気持ちよく目覚めた。
夜中にも雨が降り、朝日の中の風景が、しっとりしていた。
出発する時に、大阪から250のスクーターで来たおじいさんと話した。
大阪・南港からフェリーで来たそうだ。冬は沖縄、夏は北海道だそうだ。
荷物は少ないが、いつもは、テント泊まりだそうだ。お元気、お元気。
8時45分、出発。
近くの名護大通りの真ん中に立つヒンプン・ガジュマルに挨拶に行った。
樹齢約300年で、高さ20m、幹周り10mある。
ヒンプンとは、沖縄の家屋にある門と母屋の間に建てられた屏風のような塀のことである。
9時にオリオンビール工場へ。
昨日、来て、工場見学の時間を、聞いておいた。
女性社員に引き連れられ、家族何組かとまわる。
酵母の専門家の僕は、いろいろ質問したかったが、速くまわりたいみたいなんで、減らしておいた。
売店で、家や知人にオリオンビールを送ったり、ここでしか売っていないTシャツをお土産に買った。
ちなみに、一日に8万本のビールを生産している。
アサヒビールと提携しているので、沖縄のアサヒ・スーパードライはここで作ってるそうだ。
10時、出発。
R329を、昨日とは逆に、南東へ走った。
滑走路移転問題で揺れる辺野古崎を周り、R329を南西へ走る。
R329沿いは、西側ほどではないが、基地などがあって、街もある。
10時半、昨日、フロントの兄ちゃんに聞いた金武町のタコス屋に到着。
しかし、閉まっていた。楽しみにしていたのに、朝が遅すぎや。
夜は、深夜までやってるそう。
石川でKD75にスイッチ。
11時、キャンプ・ハンセンの前の店で、コーラを飲みながらタコスを食べた。
美味かった。
KD8、KD37を経由して、
与勝半島と平安座島を結ぶ、全長 5 Km のKD10・海中道路を走った。
途中で休憩したが、海の色、空の色が素晴らしく美しい。
12時過ぎ、勝連城跡を見学。
ここもきれいに整備されていた。
上っていくと
景色が良く、風も心地よかった。
さっき走った、海中道路も見えた。
40分ほど見学して出発。
R329へ戻ってから、
1時15分、中村家住宅に到着。
琉球王国末期の豪農・中村家の家屋である。
売店で、ぜんざいのかき氷を食べた。
いくら暑いからといっても、まさか、冬にかき氷を食べるとはねえ。
売店のおばさんとまったりと話し込んだ。
2時に出発。
すぐに中城城跡へ。
ヘンなものが見えたので、行ってみた。
城内で発掘調査をしていた人に聞いたら、
建設途中で廃業したホテルの廃墟だそうだ。
夜には脚のない人が出るそう。まあ、それくらい出てもらわんと拍子抜けやね。
2時50分出発。
R329からKD38を西へ行き浦添へ。
本日の宿、ウェル沖縄うらそえ荘へ向かう。
しかし、R330のバイパスから上手く抜け出せず、さんざん迷ったあげく、
歩道を逆走したりして、4時に到着。HPの地図では、絶対に行かれへんて。
スクーターを返却するつもりだったが、バス停からも15分以上歩かないといけないので、明朝、返すことにした。
せっかくなんで那覇市街へ行く。
モノレール・牧志駅にスクーターを置いて、国際通りを往復。
わしたショップ・本店で、いろいろ土産を買う。
暗い(沖縄の道路は街灯が暗いんとちゃう?)中、 今度は迷わずにたどり着く。
僕ももう那覇の道のスペシャリストだ。
高台の頂上にある宿なので、夜景を楽しみながら食事をいただく。
もちろん、オリオンビールを飲み、ゴーヤチャンプルーを追加した。
でも、残念ながら、この宿はこの1月(1/07)いっぱいで閉館だそうだ。
それに最終日にして、やっと大浴場の大きな湯船で入浴だ。
塩素臭がちょっとキツかったが、疲れがとれたあ。
いろんなことを思い出しながら、就寝。
本日の走行 140 Km (迷うまでは、気持ちよく走れたね。)
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