野球映画         

チームの夏季キャンプ・メイン球場


 スポーツの中でも、野球に関する映画は多い方だと思う。もちろん、アメリカでの国民的娯楽だからだろう。
それに、プレイに間がある から映画を作りやすいんだろう。でも本当は、みんなが野球を愛しているからだ。


僕の好きな野球映画はこれだ(制作年順)


がんばれ!ベアーズ(`76)

      たぶん、初めて観た野球映画だ。
     ナンバにバスに乗って見に行ったのを覚えている。テイタム・オニールが可愛かった

      上手下手関係なく、みんな野球を楽しんでいる子供に野球を指導している人、必見。)のと、
     芝生の球場が羨ましかった。そうそう、子供がバイクに乗ってるのも羨ましかったなあ。

     続編もあったが、テイタム・オニールが出てなかったので観てない。

      
ナチュラル(`84)

     ロバート・レッド・フォードが、若い頃、怪我で夢を断たれ、ベテランとなって復活してきた
    選手を演じた。神懸かり的な活躍が、痛快である。
    
     また、野球記者役のロバート・ドゥパルも渋い演技をしている。
    ロバート・ドゥパルは、子供の頃、TV映画「将軍アイク」を観て以来の好きな俳優だ。
    
    架空のチーム「NYナイツ」の袖に雷マークの付いたスタジャンがカッコイイ
    僕もワンダーボーイが欲しいぞ。


さよならゲーム(`88)
    
       ケビン・コスナー野球3部作の一つ。彼が、マイナーのベテラン捕手で、引退を勧告されるが、
     若いピッチャーを育てる条件で、現役続行を許され・・・。

      マイナーの選手の生活がよくわかる。成功し得なかったベテラン選手の悲哀が良く出ている。
     マイナーの選手が、どんなにメジャーの選手を尊敬しているか、よくわかる場面 がある。


フィールド オブ ドリームス(`89)

      ケビン・コスナー野球3部作の一つ。訳のわからん声が聞こえてきて・・・。
     
      原作(訳だけど)も読んだ。理屈は合わないが、何となく納得してしまう。
     つまり、野球好きなら許せるんだろう。


メジャーリーグ(`89)
                  
      万年最下位のインディアンズが、オーナーの陰謀を知って・・・。

      チャーリー・シーンがノーコン投手を演じている。視力は、野球選手の命だ。
      これまた痛快。でも、この後、本物のインディアンズが優勝した。
      
       僕は、インディアンズは昔の近鉄みたいにリーグのお荷物球団と思っていたし、実際そうだった。
      この映画のおかげか・・・。続編も観たが、あんまりなあ・・・。
       

プリティーリーグ(`93)

     アメリカ人がどれくらい野球好きかというと、戦時下に女性でリーグを作るくらいくらいだ。
     
      監督のトム・ハンクス、選手のジーナ・デイビスたちの交流と野球に対する情熱が描かれている。
     しかし、僕なら、あの格好でスライディングはできん。


ラブ オブ ザ ゲーム(`99)
                    
      これもケビン・コスナー主演だ。彼は、よっぽど野球が好きなんだろう。
     今度は、大投手を演じている。チームの若返りを図るオーナーとの確執と、
     野球に全く関心のない女性との恋愛が描かれている。

      まあ、野球だけでは、興行収入から、ちょっときついのかも・・・。
     やはり、ちょと、どっちつかずになってたなあ。
     
      でも、球場内の臨場感が特殊効果を使って、良く描かれてたし。
     彼の体格と投球フォーム、そのスピードからは信じられないほどの球速が出てたのはびっくりした。
     
      僕も満員の大阪ドームで投げてみたいぞ

      For Love Of The Game が原題だ。


陽だまりのグラウンド(`02)

     バスケットボール賭博で借金を作ったダフ屋が、
    小金ほしさに少年野球のコーチを引き受けて、・・・。

    「がんばれベアーズ」を思い出した方もいるのでは? でもそんなに甘くないです。
    舞台は、シカゴのヤバイ場所で、子供達はハードなところで生きている
    原題は「Hard Ball」です。

     キアヌ・リーブスが主演、キャッチボール程度しかしたことないので、ノックくらいだけど・・・。
    でも、子供達は、力強く、ガッツのあるプレイを見せてくれます。

     悲しい出来事もあるけど、子供達は、唯一の楽しみである野球を精一杯頑張り、楽しんでいる。
    そんな姿に、コーチも次第に変化していき・・・。という話。

     とてもいい映画だ。ぜひ一度、観て欲しい
    サミー・ソーサが出ています。 



映画に戻る

野球に戻る