2003年
秋の会

9/20〜21

雨にも慣れたね。
 残暑が終わったかと思えた今日この頃、伊賀の秋の会はまたもや2日とも雨でした。もうすっかり雨にも慣れて、あきらめ顔よりもみなさんそれなりに楽しめましたね。
 今回も前回の続きで第4サイトの整備。雨ガッパを装着しての作業は蒸れて無駄に体力を消耗する。(今度お金が入ったら、蒸れない雨具を買おう)
 初日はそんな作業の合間をぬって杉板を焼いて焼き杉板作りなども楽しみました。

 作業中、時々森の奥から「キャンキャン」と甲高い声がするのです。それはシカの声らしい。お互い呼び合っているのでしょうか、2方向から聞こえたりしていました。

 2日目は10月に火入れを予定している炭焼きの炭がまに炭材の搬入をしました。
 ここは去年の晩秋の会でコナラの木を炭材にするために作業した場所です。
 このくらいあればいいだろうと考えていた材木も半分にしかならず、急きょ堅いカシの木も短く切り分けていきました。炭がまにはすきまなく炭材が入ったはずです。
 いちばん小さいという理由だけで炭がまに入って炭材を詰め込んでくれた今田さん、ご苦労様でした。きっといい炭が出来ていると思いますよ。

 今回の秋の会の参加者は計13名でした。

 

 

 

 

 

 


すっかり雨にも慣れっこになりました。

雨のため、午前中食事の前にナタなどの
切れ味のおちた刃物の整備をしました。


午後からは前回の続きで第4サイト周辺の
間伐、下草刈り。


第4サイトの作業場で午後からの説明。
雨宿りのため、こういう場所はありがたい。


小雨の降り止まぬ中でのササ刈り。
ご苦労様でした。

刈ったササはひとまとめに。
小さなササの山が出来ました。

作業の合間をぬって杉板の表面をあぶって
焦げ目を付け、焼き板作り。

焦げた表面をタワシで充分にこすり、
水できれいに洗い流すと・・・。

きれいな木目が現れました。
このままでもきれい。


みんなの寄せ書き。
思うようなペイント出来なかったね。

去年の11月(晩秋の会)でコナラの木を
炭材のために用意していたものを
短く切っていった。

高さを揃えた炭材を炭がまに隙間なく
詰め込んでいく。途中、用意していた炭材が
足らなくなり、急きょカシの木も。

堅いカシの木も短く切り揃え、ようやく
炭がまいっぱいに詰め込む事が出来た。

小雨の中、いろんな話しで盛り上がり
ましたね。(いつもの事ながら・・)


10月11〜13日の2泊3日ここで炭焼き体験会が行われます。
次回『晩秋の会』では出来た炭の搬出作業をする予定でいます。
どんな炭が出来上がるのか、今から楽しみです。