幻想喫茶店 中国茶=工夫茶(ゴンフーツアー)の入れ方

上手な茶の入れ方
木の実   工夫茶(ゴンフーツアー)の入れ方  木の実
茶器
<<茶 器>>

写真は工夫茶に使う基本的な茶器です。ほかにも香りを嗅ぐ為の開香杯(ウェンシャンペイ)、入れたお茶を一度取り置く茶海など様々なものが準備されれば用意周到ですが、工夫茶は青茶を美味しく飲むためのひとつの手法ですから厳密な決まりはありません。自分なりの工夫が大切です。


<<工夫茶の入れ方>>

準備(4〜5人分)
小さな急須(150〜200cc)  小さな杯(盃1)4〜5個
ボウル(急須、杯が一緒に入る大きさのもの)1個
青茶(頂凍烏龍茶など)急須の1/3〜1/2(約15g)  沸騰湯

温壺(ウンフン)・温杯(ウンペイ)・置茶(チーツァー)
工夫茶の入れ方1
1.2.急須、杯、ボウルを準備。ボウルの中に急須を置き、沸騰湯をあふれるまで注ぎ入れます。3.急須を温め、その湯を杯に均等に注ぎ移し、残りのゆはボウルに捨てます。4.茶葉を急須に1/3〜1/2まで入れます。
温潤泡(ウンルンパオ)・湯注(タンズウ)・洗茶(シーツァー)
工夫茶の入れ方2
5.6.沸騰湯をできるだけ高い位置から細く長く注ぎ入れます。7.あふれかけた湯の泡を切るようにし蓋をします。8.1煎目はすぐにボウルに流します。洗茶をすることで、茶の冷気とアクが取れ、お茶のでがよくなります。
沖泡(ツォンパオ)・沖壺(ツォンフウ)・時間(シーチェン)
工夫茶の入れ方3
9.再度、沸騰湯を注ぎいれ、あふれた湯を切るようにして蓋をします。高い位置から注ぐことで、急須の中で茶はが動いて開やすくなります。10.上から沸騰湯を注ぎかけ、急須の温度を高めます。11.12.そのまま約1分置いて蒸らし、杯の湯を順に回しかけます。
運壺(ユィンフウ)・倒茶(タオツァー))
工夫茶の入れ方4
13.14.急須でボウルのふちを軽くこするように左回りに数周します。15.16.左の杯から均等に注ぎ分け、最後の一滴、ゴールデンドロップまで注ぎきります。以上の手順が最新の台湾式の工夫茶の入れ方です。

雄鶏社発行   邸世賓著   [中国茶を召し上がれ]   より抜粋(以下の説明も)

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