中国茶

水仙茶 

I水仙茶(スゥイシェン・ツアー)・青 茶

■■■ たっぷり飲むお茶 ■■■

水仙茶    150年ほど前、福建省の祝仙洞穴のほとりに背の高い大きな茶樹がありました。白い花が咲いた木の葉は緑濃い肉厚で、とてもよい香りです。お茶作りの青年が持ち帰って栽培を試みたところ、優しい香りのお茶が出来ました。名付けて「祝仙=シュクセン」、いや、花の名のほうが美しいと同じ音を物「水仙」と呼ぶようになったとか。ローストのきいた渋味に特徴があり、大変飲みやすく、普段使いのお茶として人気があります。茶葉大さじ1杯に沸騰湯を次さっと洗い流し、沸騰湯300ccを注ぎ2分むらします。
水仙の木は武夷山で「岩水仙=イエンスウシェン」、広東で「鳳凰水仙=フォンファンスゥイシェン」などの銘木になって名を高めましたが、そもそもは手頃な青い茶として広く各地で親しまれている大衆性が身上です。点心や料理と一緒にたっぷり飲まれるのが本望、琥珀色の湯色が気持ち良く食欲をそそってくれます。

   Kyu's point 渋味はほかの味を引き立てます。脂肪の多い食事、海の幸にもぴったり。

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