今日が今回の最終日です。
甲浦(かんのうら)という町で電車はなくなります。
この先の交通機関はバスだけです。それも1時間に一本。
時間によっては2時間に一本になります。
しばらく歩くと家も無くなりました。
右は崖、左は海というなんともあっさりというのか、スゴイ景色が歩いても歩いても続いてます 。
どこで区切りにしようか悩むより、行ける所まで行こうと思い、入木という所まで歩きました。室戸岬まであと26キロの地点です。
そこでちょうどバスが来たものですから手を上げ乗せてもらいました。
突然、今回の遍路の区切りになりました。
そこから甲浦駅まで行き、1時間30分待って電車で牟岐まで行きます。そこで乗り換え海部まで行きます。
そこでまたまた乗り換え徳島に向かいます。
乗る人が少ないせいだと思いますがすごく運賃が高いです。
海部から徳島まで一時間乗るだけなのに2750円〔特急券含む)でした。
徳島に着いて、銭湯に行きました。
歩き遍路にはお接待ですからと無料でした。〔こちらではお四国さんといわれる)
ほんとうに不思議な所です。
前回一緒に歩いた松浦くんは〔21才)はまだ歩き続けています。
そしてもう少しで結願です。
始めのうちには、何度もやめようと思ったようなのですが、もうすぐ終わりです。
今は、終わるのが寂しくて寂しくてしかたないと言います。
お遍路にはマジックが隠されているようです。
私も味わいたいですね。
足も痛くならずに元気に五日間歩けました。(まめひとつできませんでした)
今度はいつ来ようかな。
室戸の最御崎寺への道
今日は30数キロ〔徳島市内のぶらぶらを含む)
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