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2008年 春の会 3/15〜16
伊賀の森に〜思いを込めて〜クヌギの植林


4ヶ月ぶりの伊賀の森は穏やかな日差しはあったけど春の訪れはまだ先のようでした。

     
   

去年植林した広葉樹は成長の良いもの、悪いものと固体差はあるもののみな順調に生育していました。
ひと安心ですネ。
白い鹿害防御カバーは黄砂の影響でしょうか、どれも茶色く変色していました。

 
         
   

今回、植林地を広げるためにまず陽当たりのよい場所を選んで下草のササを刈ることから始めました。

それからクヌギの根がすっぽり入る穴を掘り、植林していきます。

 
         
   

前日に降った雨のおかげでしょう、竹の杭はうまくやれば手でも押し込めました。

地盤は柔らかいのですがササの根が邪魔をして穴を掘るのに手間取りました。

この後とめ具で4カ所、竹とフィルムを固定してひとつ植林完了です。

 
         
   

急な斜面は少し大変。

しっかりと足元を確保してからの作業となります。

初日、13本のクヌギの植林を終えました。

 
         
   

二日目:キャンプ場周辺の植林。

昨日の作業の経験からか、作業がはかどりましたネェ〜。

 
         
   

斜面の植林は、雨で斜面の土が流出してしまわないようにする土留めが目的です。

しっかり成長して深く、広く根を張ってくれれば・・・。

 
         
   

ジャン ♪ 風の中のすばるぅ〜〜♪

「キャンプ場上の斜面の植林は困難を 究めた

「それでもメンバーはひたむきに 奮い立った」
田口トモロヲさんが居たらこんな風にナレーションしたやろか。

もうほとんど『プロジェクトX』の世界や!
(んな大層な・・・・)

 
         
   

二日目、キャンプ場周辺へ29本のクヌギの植林完了。

参加された皆さん、ご苦労さまでした。

 
         
   

おやおや、またお会いしましたネ。
伊賀からの帰り道、ニホンザルの群れがたくさん田んぼで何やら拾っていました。

ようやく暖かくなりかけた頃でしょうから、食欲も旺盛なのでしょう。

 
     


〜クヌギの植林、おつかれさまでした〜

伊賀森林ボランティアサークルも多くのスタッフ、関係者、参加者に支えられ、

この春で丸十年を迎えました。

これからも20年、30年とこの森を見続けていきたいと思いますので

みなさんのより一層のご支援、ご鞭撻、よろしくお願い致します。