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初体験!2010年 冬の伊賀の森 1/10〜11
〜本格的な炭窯での炭焼き準備をしました


きっと想像を絶する寒さなんだろうって思ってたのですが、

風が吹かなかった分、過ごしやすい二日間でした。

冬の森はモノトーンの世界やった〜。


 
 

電動薪割り機『金太S-500』号。

今回も大活躍です。

ここで高さ90cmに切り揃えたコナラや薪用の間伐材を

割っていきます。

 
         
 
 

まずは長年使われていなかった炭窯の掃除。

窯の上にたまったゴミや窯内のほこりや残骸を

きれいにします。

煙りの出る煙突に土砂を落さないように。

 
         
 
 

高さ90cmに切り揃えたコナラの原木を窯内に

すき間を無くしてバケツリレーの要領で

詰め込んでいきます。

窯内、上部のすき間にも細い原木を横積みし、

こちらもすき間無く詰め込んでいきます。

 
         
 
 

窯内は狭く、暗く、窮屈な体勢での作業となります。

狭いすき間には細い炭材をしっかりと配置して

いきましょう。

炭窯中では、ライトを点灯しましょう。

なるべく腰を痛めないように、交代ですると良いでしょう。

 
         
 
 

焚き口の手前までめいいっぱい炭材を詰め込み終了。

 

それまでに炭窯後部の土砂を「ふるい」にかけ、

細かな土を水で溶き、焚き口を作る用意をしましょう。

 

 
         
 
 

入口の三分の二程度塞ぐよう、焚き口に耐火煉瓦を

積んでいきます。

その際、つなぎに水で溶いた土を使います。

左官屋さんの要領で。

両端のすきまは砂利などを詰めて補強します。

 
         
 
 

焚き口の手前で薪をくべ、炎が上部のすき間から窯内に

入り込むようにセッティングして終了。

写真には写ってないのですがこの後、薪を燃えやすく

するために金網で台座を備え付けました。

 
         
 
 

焚き口の周りは風避け、雨避けのためにブルーシートで

覆うようにしています。

写真は少し離れた薪の集積場。

三泊四日薪を焚き続ける訳で・・・。

足りるやろか??

 
         
 
 

冬の森は色が少ないモノトーンの世界。

大平池にはうっすらと氷が張ってた。

いつもと違った真冬の大平池。

渡り鳥の休憩場所でしょうか、群れで固まって

湖面を移動していました。

 
         
 
 

空いた時間に薪小屋から木っ端の束をコテージ横に

積み上げておきました。

これらは伊賀だけで無く、琵琶湖や信太山のキャンプにも

使われるそうですヨ。

 
         
 
 

寒い中でもええ汗かいたし・・・。

なにより自炊の食事時間が楽しい。

自分たちの食べたいものをふもとで調達したんだから・・。

二日目の昼食メニュー:

焚き立てご飯、納豆、うるめイワシ、ベーコン、バナナ、

ぜんざい他色々。

 
         


『冬の伊賀の森』

この響きがなんとも好奇心をそそる。

是が非でも行ってみたかった。

冬の伊賀の空気を吸ってみたかった。

どのくらい寒いんやろか? 動物はおるんやろか? 木々はどんなやろ?

 

期待に違わず五感が武者震いした。

凛とした大平池そばの空気も、夕刻ねぐらに帰るんだろか多くの鳥たちも

数人のハイカーとしか出会わない閑散とした伊賀の森は

とても魅力的な場所に思えたんです。

来る2月11〜14日にかけては三泊四日で炭窯の火入れします。

交代でする火の番は時間がもったいないので

空いた時間にコナラの原木のシイタケの菌打ちや

木工・クラフト教室をやってみたいと思っています。

動力機も使えそうなので、お手製の木工品などを作ってみませんか?

 

〜 魅力いっぱいの冬の伊賀の森へ一泊でも二泊でも是非参加ください 〜

 

炭窯の前での記念撮影。他5名、また次回にでも。