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2010年 卯月の会 4/10〜11
〜春の作業恒例の植林とビオトープ(人工池)作り


水ぬるむ春でしょうか、水鳥が気持ち良さそう(田代池にて)。


 
 

みのりの広場に仮植えしているコナラの幼苗は

大きく成長していました。

肥料をやっているせいか、成長が早いです。

 
         
 
 

その中の大きいものから順次植林していきます。

 
         
 
 

大型のポリバケツに入れて植林場まで運ぶの

ですが、根がビニールや竹の鉢を突き破って

土中深くまで伸び、大変なのです。

運びやすい適度な根にしてから持って行きます。

 
         
 
 

長年、植林している場所は下草のササが

生い茂っています。

まずは植林する場所のササを刈払い機で刈って

行き、穴を掘り植林します。

 
         
 
 

最後にシカ避けのネットをかぶせるのですが、

どうしてもネットの上にまで成長したコナラは

食べられてしまうので、今回は

ネットを地面より上げて高めにしました。

 
         
 
 

初日、コナラの幼苗を21本植林しました。

 
         
 
 

帰り際、第四サイトの跡地に巨大な建造物を

発見。

 

さてさて、何が出来上がるのでしょうか??

 
         
 
 

二日目、キャンプ場の駐車場の奥に

ビオトープ(人工池)作り。

ショベルカーで掘った穴(約5m×約3m)には

わき水がたまっています。

 
         
 
 

ちょうどこの辺りはわき水の出て来るところ。

掘った穴の下にシートを張り、水を溜めます。

 
         
 
 

先に溜まった水を抜き、穴にシートを広げてみました。

 
         
 
 

わき水がシートの下に入り込まないように

プラスチックのペグを打ち込んで留めて

おきます。

徐々に水が溜まり始めています。

 
 
     
 
 

見映えを考え、隅っこやコーナーには拾い集めた石を

敷き詰める。

なおかつそんなすき間は小動物のかくれ場となります。

 
 
     
 
 

朽木や製材で出た無駄なヘリの木を杭で止め、

完成。

とかやってる内にわき水がたまり出してきました。

来月には満杯の池となっていることでしょう。

手前は雨が降って水があふれ出ないように

排水路を設けました。

 
 
     
 
     


春は恒例のコナラの植林です。

植林したコナラはシカ避けネット(植物性の土に還元される半透明カバー)で

覆っているのですがカバーの上にまで成長したコナラはやっぱり食べられてしまう。

なにぶん斜面なもので、シカが高い方から首を伸ばせば

すぐ届く・・・。

そこで今回はネットを底上げしてみました。

早くシカの背の届かないくらいに大きくなって欲しいものです。

 

 

<ビオトープ>

聞き慣れない言葉かもしれませんが、人工の池です。

山のわき水のある場所に作ってみました。

作業途中にもアメンボがやってきました。

こうして色んな小動物(水中生物)がやってくるのです。

多様な生き物がやって来て子供たちの
楽しい観察の場となればいいですネ。

 

ビオトープ完成!!

わっ、!!(゚Д゚;)

シートをめくったら冬眠中のシマヘビがいました。