2012年 十月の会 10/13〜14 |
忍者コースの門をくぐったすぐのところ。台風の影響で橋が崩壊していました。 |
丸太橋の土台が水の勢いで一部片側が流され、 落ちてしまいました。 |
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落ちた橋の反対側、上流側には倒木やら 朽木でせき止められて、ダムの役目をすることに。 これで水の圧力がより強くなり、 土台を押し流したようです。 |
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まずは作業の邪魔になるせき止めていた雑木の撤去。 この小さな枝木はいたるところに固まりのように うず高くあった。 台風の被害の大きさを物語るものでした。 |
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傾いた橋をとりあえず撤去することから始めました。 表面の土砂を取り除くとブルーシートが 敷き詰められていました。 おそらく支えてる丸太を水から守るためのもの なのでしょう。 |
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土砂をほぼ撤去した後、敷き詰められた ブルーシートをはがす。 横たわった丸太は朽ちる寸前。 |
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橋の上部をすべて撤去。両端の大きな橋げたが あらわになりました。 左側の土台下部が流失したため 手前の橋げたの左側が傾いている。 |
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土台に使われている電車の枕木を五段に積み重ね、 かすがいで留められている。 古い電車の枕木の多くはクリの木。 クリは水に強く、腐りにくい木。 |
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流された土台の枕木を回収後、水平を取りながら修復し、 土台にセット。 新たに橋げた二本を両端に渡し、 そのままかすがいで片側だけ土台と固定。 |
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丸太は寸法を揃え、高さ調整と安定を目的に 両端に切り込みを入れ、水平になるよう削ります。 (芸が細かい・・・) |
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橋げたにくまなく、すき間なく丸太を 渡していきます。 夕刻、全部はめ終ったところで初日の作業終了。 ようやく橋らしくなって来た。 |
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二日目、新しいブルーシートを幾重にも折り、 水が下に染み出ないよう、またブルーシートが きっちり隠れるように。 また真ん中は丸太のくぼみを押えて埋め、 寸法を整え、細めの丸太で上から固定。 |
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その後、ゆっくりとブルーシートを留めている小さめの丸太と 高さを合わせるように土砂を盛っていきます。 雨が降っても水たまりが出来ないよう、 極力平らに均してようやく丸太橋の完成。 |
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最後に増水しても土砂の流出を防ぐことが出来るよう、 大きな石や砂利積み、側壁を補強しておきました。 他にも川底にたまった不要な土砂も取り除いておきました。 |
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九月の終りの台風はここら辺りにすさまじい雨をもたらせたようです。 倒木やら枝を根こそぎ洗い流し、障害物の前で集積、ダムのようになりました。 そのおかげで水圧が高まり、いたるところで土砂が流出、倒壊したようでした。 傾いた古い橋を取り除いた後、これを元に戻せるか少し不安な気持ちにもなったのですが、 10人寄れば智恵を、力を出し合い、なんとかなるものですね。 これで利用者が安全に忍者コースを楽しんでもらえると思っています。 |
みごとに丸太橋の復活です。 ブルーシートを新しく敷き詰めた後、記念撮影。
『九人乗っても大丈夫!!』 |