点心の選び方のテクニック
■■■ 点心とは? ■■■
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写真上より- 1皿目=缶詰フルーツのチョコレート包み
- 2皿目=オニオンとパセリのサンドイッチ
- 3皿目カスタードのタルト、アンチョビー・バイ
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「点」はペンを取って紙につけたポッチのようにちょっぴりの意味です。胃の上にある隙間が「心」、食事と食事の間に口にする軽食を点心と呼びます、お菓子、クッキー、サンドイッチ、餃子に粽(ちまき)にお粥類に至るまで思わずてが伸びる名脇役揃い。放っておけば目の良くに釣られて片っ端からテーブルに並べていしまい、点も積もれば巨大な玉となってウムウムと押しつぶされる結果が待っています。メニー選びは冷静に賢くセンス良く、五つの味にポイントを置くのがコツです。甘い、辛い、苦い、酸っぱい、塩からいをバランスよく組み込む。五つの味はそれぞれ脾、肺、心、肝、腎の働きを助ける作用が有り、このテクニックを身につけると偏りを防げるので体重計とにらめっこする回数が減るという嬉しいおまけがくっいています。さらに点のひとつずつに、炒める、和える、蒸す、揚げるなど料理法にもメリハリをつけられるようになったら怖いものなし、お店もむ一目置く存在にのし上がれます。 |
RECIPES・レシピ |
◎缶詰フルーツのチョコレート包み(F)写真上 |
材料/6人分 ビタースウィートチヨコレート
200g フルーツ(缶詰)さくらんぼ、ミカン、パパイヤボール、ライチ、パイナップル等あるものを適宜。
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作り方
- 缶詰のフルーツはキッチンタオルで良く水気をふき取り、パイナップルは適当な大きさに切っておく。
- チョコレートは細かく刻んで、湯煎で溶かす。
- 溶けたチョコレートの中に串にさしたフルーツを入れ、チョコレートで回りを覆う。
- ワックスペーパーの上に並べ、室温で冷やす。
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◎オニオンとパセリのサンドウィッチ(F)写真中 |
材料/6人分 サンドウィチ用パン12枚・たまねぎ(3mm厚さの輪切り)12枚・マヨネーズ 1カップ・マスタード 大さじ2・パセリ(みじん切り)1カップ |
作り方- パンを直径4cmの丸型で抜く。
- マヨネーズとマスタードは会わせておく。
- パンの片面に2を塗り、たまねぎをのせ、はさむ。出来上がった物を3〜4組ずつ傘ね、回りにも2を塗り、パセリをまぶす。
- 1組みずつはずし、盛りつける。
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◎カスタードのタルト(F)写真下 |
材料/12個分 タルト(市販、焼いたもの) 小12個カスタード
- 牛乳 1.5カップ
- 卵黄 3個
- 無塩バター 15g
- 砂糖 1/3カップ
- コーンスターチ
大さじ2
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作り方- 鍋にコンスターチを入れ、牛乳1/2かっぷを入れ、よく溶きのばす。なめらかになったら卵黄を入れ混ぜ、さらになめらかにする。
- 別の鍋に残りの牛乳、砂糖、バターをいれて火にかけ、沸騰したらすぐコンスターチの鍋に注ぎ、泡立て器でダマにならないように混ぜる。これを火にかけて泡立て器でまぜながら、とろみがつき、沸騰してブツブツしてきたところで火からおろす。
- 熱いうちにタルトに注ぐ。好みでオーブントースターで香ばしく焼いたココナッツ(分量外)をふる。
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◎アンチョピー・パイ(F)写真下 |
材料/6人分 パイシート(市販) 18cm×18cm1枚
アンチョピー・フィレー(缶詰) 4〜5枚
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作り方
- パイシートを長方形に三等分する。二等辺三角形に切り、それぞれを厚さ2mm体でにのばす。
- 三角形の底辺近くにアンチョピー・フィレーをちぎってのせ、ノロワッサンのようにくるくる巻いていく。
- 200℃のオーブンで、きれいな焼き色がつくまで15分ほど焼く。
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