はやりの病気

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岡崎周辺流行情報

平成17年9月12日

衆議院議員の総選挙も自民党の圧勝で終わりました。これで行政改革も更に拍車がかかりそうですが、急激な改革は恐ろしい気がします。昨年に比べ、6,7,8月は忙しかったのですが、そのしわ寄せか9月は全く暇な月になりました。高温多湿が残っているためか細菌性腸炎が見られる程度です。

 最近の雨は、しとしと降る雨は少なくなり、突然バケツをひっくり返したようにどーっと降り、ぱっと晴れる夕立風のものが多くなったような気がします。スコールのようにも思えます。北原白秋作詞の雨が降ります雨が降る 遊びに行きたし傘はなし・・・のような風情のある雨の降り方はあまり見なくなりました。
茨城県つくば市の気象研究所の報告では過去100年間で大雨の日と雨の全く降らない日が増加し、弱い雨の日が減少したと発表しました。すなわち100年前の1901年からの4年間で1日100mm以上の大雨が降った日は年平均0.89日であったのに対し2001年からの4年間では年平均1.11日に増加し、弱い雨の日は49日から42日に減少しています。また雨の降らなかった日は241日から255日に増加しています。温暖化によるこの現象は更に進み100年後にはもっと顕著になっておると予測しています。すなわち日本列島が温帯から亜熱帯、熱帯に移行するということです。
そうするとどうなるか?まず職業柄頭に浮かぶのがマラリアが入ってくるのではないかということです。この病気は人からハマダラ蚊という蚊を介して伝染する病気ですが、ご存知の如く日本にはありません。しかし、奈良、平安、鎌倉時代は我が国にも蔓延しており、特に琵琶湖周辺の湿地帯で流行していたようです。「おこり」とか「わらやみ(童病み)」とか「虐(ギャク)とか呼ばれていました。医師で作家の篠田達明先生の著書によると、かの有名な歌人藤原定家はマラリアで苦しんでいたようです。それがいつ日本から消えたかは定かではありませんが、おそらく江戸時代の小氷河期に姿を消したのではないでしょうか。
そのマラリアが日本に再上陸するのは時間の問題かと思います。皆様蚊、特に羽根に斑のある蚊には充分注意をして下さい。