管理者: 水谷 喬次
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FAQ

検査編


書類編


整備編

こんな時はどうすれば?(FAQ)

「検査編」

Q.ホイールカバーを外さなかった

A.ホイールナットの締め具合をチェックするので、カバーをしたままであれば外してから、ということになります。工具を使うような手間がかかるときは、保留扱いになって一通り検査を済ましてから再検査になります。

Q.駆動輪選択ボタンを押さなかった

A.押し忘れたときは、決して勝手な判断でバックしないこと検査官の指示に従います。後ろの車との車間距離が十分あればバックしてもう一度やり直すように指示されます。

Q.検査部分を通過してしまった

A.検査官の指示を仰ぎます。(決してバックしないように)。

Q.サイドスリップテストで斜めに入ってしまった

A.まず、検査官に連絡します。後ろに下がることができればやり直しができます。できないときは、一通り済んでから再検査になります。

Q.ブレーキペダルをいっぱいに踏まなかった

A.電光表示板に「もう一度」という表示が出るはずなので、再トライします。

Q.パーキングブレーキをいっぱいに引かなかった

A.前項と同じ。2回やっても不合格であれば、車の側に問題があることになります。

Q.4灯式のヘッドランプの対策をしてなかった

A.ハイビームでテストをするので、予め外側2灯は目隠しします。忘れれば必ず「不合格」になります。

Q.排ガステストでプローブをきちんと入れなかった

A.きちんと入れないと「測定中」の表示が出ない。どのくらいまで挿入するかというと、約60p。電光表示板で「測定中」を確認します。

Q.発煙筒がなかった

A.必ずしも発煙筒である必要はない。赤色懐中電灯でも良い。発煙筒は期限切れに注意して下さい。

Q.コーションラベルがない

A.ディーラーで聞いてみます。(コピーがとれるかも)できないときは、自作のを貼り付けます。

Q.チェンジパターン・ホーンマークがない

A.ディーラーで聞いてみます。(コピーがとれるかも)できないときは、自作のを貼り付けます。

「書類編」

Q.納税証明をなくした

A.P番窓口で納税済みを確認してもらいます。ただし、所轄都道府県内の自動車税事務所(軽自動車は市役所)でなければならない。

Q.自賠責保険証をなくした

A.保険会社に連絡し、再交付してもらいます。もし、検査日間近になって気付いたのならば、新たに自賠責保険をかけたほうが早いです。

Q.車検証をなくした

A.管轄の陸運事務所で再交付してもらいます。(自分の車を管轄している最寄りの陸運事務所)

Q.マークシートを書き損じた

A.申請書は機械で読みとることのできるOCRシートが採用されています。この部分は必ず鉛筆で書きます。(鉛筆で記入されたものしか読み取れない)したがって、書き損じたときは消しゴムできれいに消して、正しく書き直します。

Q.記入ミスを指摘された

A.自分で記入するときは、OCRシート部分以外は全てボールペンで記入するように指定されています。記入ミスがあった場合は、ミスしたところを2本線で訂正し、訂正印を押せば問題ありません。自信のない人は、代書屋さんに書いてもらえば間違いありません。(有料)

Q.ハンコを忘れた

A.こればっかりはどうしようもない。三文判でいいから必ず持っていく。(シャチハタタイプはダメ!)

「整備編」

Q.ガラスに傷がある

A.ウインドウの傷は目に見えてもリペアされていて、前方景色に歪みがなければOK。

Q.ボディのへこみは?

A.ボディのへこみで問題になるのは、剛性です。フレームまで曲がっていたり、モノコックボディの強度に影響がでるほどのへこみでもなければ合格します。ただ、へこみにより、全長・全幅・全高が変化してしまったらひっかかります。

Q.掃除ができなかった

A.車検では、汚れ自体が検査の対象になることはありません。しかし、余りにも酷く汚れていれば、検査不可能で保留になるかもしれません。その場で対処できることならまだいいが、たとえば、交換時に付着してしまったオイルのシミと滲みと区別しにくかったりすると、検査官にとっても手間がかかるし、何もいいことはありません。

Q.あちこち錆びている

A.錆は放っておくと、ボディに穴があくこともあります。ボディ剛性に影響するので、傷や錆には、早めにタッチアップなどの処置をしましょう。

Q.エンジン下部からオイルが滲んでいる

A.滲みというのは、オイルがエンジンの内部から外部へ“漏れている”ことになるので何らかの処置が必要です。


*ここに取り上げた項目以外で知りたいことがあればメールを下さい。できる限り回答したいと思います。

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