私の初参加は平成13年の『5月の会』でした。大阪からも近からず遠からずの距離で宿泊設備もあり、最高のロケーションのフィールドだと思いました。しかし、その後仕事などでなかなか参加出来ず会費だけ納入するだけでしたが2004年度は皆勤で行こうと参加してきました。

 私個人の夢と言いますか森林ボランティア像は森林作業よりも、普段の立場や年齢を超えて共に集い、そして活動の中で森林のこと、環境のことに関心をもってもらうことが一番大切だと考えています。また、最近痛ましい事件や事故が新聞紙上に掲載されるのを見るにつけ、人と人とが関わりの持てる機会が少なくなったためではないかと思うのです。色々な人と出会いそして語ることが出来る機会があるボランティア活動を通して何か出来ないものかと思います。特に学生さんや若年層の人には是非一度参加して普段なかなか出来ないこの感動を共有してほしいのです。

 しかし、多くのボランティア活動は作業重視(成果主義)になり、参加者の固定・年齢層が偏る傾向にあります。こう書きながらも私自身、作業重視になっているかも分かりませんが・・・ボランティア活動は当日だけでなく事前の準備や会報作成など目に見えない作業が多くあります。しかし、なかなかそこに目を向けられることはありません。 

 このような状況では活動のすそのが広がらないようにも思えます。学生さんや社会人など、なかなかボランテイア活動の裏方に多くの時間を割くことは難しいでしょうが、少しずつ助け合って活動を盛り上げることが本来のボランティア活動ではないでしょうか。活動を充実するには人材面・資金面などいろいろとクリアーしなければならないことがありますが、伊賀の活動が末永くほのぼのとしたサークルで盛り上がってほしいと思う今日この頃なのです。
                                    (N)

NEXT

   top          10 11 12 13  14 15