このサークルに参加するまで、私は、森林のことや山のことについて考えたりする機会などほとんどありませんでした。大阪の街中での生活に慣れてしまって、緑豊かなところに距離を感じていたのかもしれません。
大学での専攻分野との関係で木に対して少し興味を持ったことから、このボランティアサークルに参加し始めたのですが、今では伊賀の森で過ごす時間が私にとっての楽しみとなっています。森の中に入るといつも、とても穏やかな時間が流れているように感じられます。普段の生活では感じられない
ような時の流れというものが、ひしひしと伝わってくるような気がするのです。そのような環境に身をおくことが出来るということにいつの間にか心地よさを感じるようになり、またこの森にかえってきたいなと毎度思うようになりました。
近頃では、街中にいても以前より、遠くの山を眺めたり木々をじっくり見たりすることが多くなったように思います。これも、このサークルに出会えたおかげでしょうか。
では、また皆さんと活動できることを楽しみにしています。
(I)
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