ちかごろ思う事

 

プロ野球人気

平成20年11月2日

プロ野球人気が落ちているようだ。テレビの野球放送が9時で終了し延長なしになったのをみても分かる。視聴率が落ちてきたからそうなったのだと思うが、見る方としては7時から2時間も我慢して見てきて、これからという時に切られてしまっては口惜しさが残るのみである。
また、コマーシャルが多すぎる。特にデーゲームの場合、チェンジになりコマーシャルに入り、やっとゲームに戻ったら1アウトからだったなんてことはよくあることで、2アウトだったということもあった。コマーシャルの合間に野球が見られる感じだ。これでは更に人気がなくなるのではと心配になる。
プロ野球人気のなくなった理由の一つに時間のかかるスポーツであることが考えられる。今は待つことの出来ない人が多くなった。レッドカーペットに代表されるように、何分に1回、何秒に1回かは笑わせないといけないなんて番組が受けている。この人達が3時間も、時に4時間以上たって決着が付く競技に付き合っていられるはずがない。サッカーも時間はかかるが、その場その場でエキサイトする場面がある。
もう一つはプロ野球のトップが野球人気にあぐらをかいていたからだと思う。かつて公式戦が終わった後で大リーグを呼んできたことがある。日本がどのくらい強くなったのかと楽しみにしていると、何とも双方ともしまりのない野球をする。まだ韓国が弱かった頃、日本に呼んできて試合をしたことがある。韓国の選手はめいっぱい戦ったと思う。しかし、日本の選手は適当に相手になっていただけで、結果はどっこい、どっこいだったと記憶している。本気になればあんなチームなどと言っていたが・・・それは今でもそうで、オリンピックでも選手を出し惜しみ、とても最強のチームを作ろうという気概は見えてこなかった。もしサッカーがそんな態度だったら,Jリーグなんてあっという間に消滅しているだろう。
セ・リーグに関してだが、金回りのいい球団とそうでない球団に分かれているように思える。私の愛する中日ドラゴンズも中日ベイスターズの選手が大勢いる。また、阪神カープの選手が3,4番を打っている。巨人に至っては読売オールスターズになっている。でも、主砲とエースを取られた広島カープあたりが優勝してくれれば、拍手喝采なのだが、善戦にとどまってしまった。落合監督にはここ数年よい思いをさせてもらったが、一つだけ注文がある。それは中日ドラゴンズの野手を使って欲しいということだ。彼が来てから二軍から育った野手は一人もいない。強いていえば森野だが、彼は最初から一軍半の選手だった。平田、新井、堂上兄弟、両中村、岩崎等々いっぱいいる。一年や二年低迷してもいいではないか!我々は中日ドラゴンズが好きなんだから!!!あれ?趣旨が変わってしまったようでね。。。

Akihiko Fukada