ちかごろ思う事

 

温暖化現象

平成20年11月16日

地球の温暖化は以前からいわれているが、ここ数年は肌で感じられるようになった。その原因であるが、地球は今までも暑くなったり寒くなったりを繰り返していたようだ。例えば元禄の頃は小氷河期と言われている。義士討ち入りの日は江戸で大雪が降ったが、今の東京で12月に大雪が降ることはまずない。東京で雪が降るのは日本列島南岸を低気圧が走ったときで、ほとんどが2月から3月前半である。12月にこんな気圧配置になったとしても雨になることが多いが、この頃は、よほど気温が低かったのだろう。また、平安時代、平清盛、藤原定家はマラリアだったという。あの時代、琵琶湖周辺にはマラリアが発生したのは事実のようだ。現在はまだマラリアは、旅行者が持ち込む以外は日本には上陸していない。(私は近い将来日本に入ってくると警戒している)だからおそらくその時代は今より暑かったのではないかと思われる。
今地球が温暖化に向かっているのが、地球の大きな流れの一環であるのか人為的なものであるかははっきりしないが、人類が出す炭酸ガスなども原因になっていることは間違いないだろう。
さてその温暖化対策であるが、私は次の二つのことを考えている。
その一つは空気中の炭酸ガスを取り込み、その炭酸ガスを酸素と炭素に分解する装置を開発したらどうであろう?できたらダイヤモンドとオゾンであった方がよりよいかもしれない。でもそこで良質なダイヤモンドが大量に生産されたら価格が暴落してしまうかもしれないが・・・
もう一つは砂漠を利用する方法で、例えばサハラ砂漠などを借り受けそこに日本の面積に匹敵するくらいの巨大な発電パネルを貼り、その電気を蓄電して利用するという方法である。その大容量の電池は常温超伝導の物質が開発されれば可能になるのではないだろうか。それで世界の必要な電力の大半を賄えるのではないかと思う。おまけに、砂漠の熱が吸収され、風の流れが変わり、ひょっとすると雨が増えるかもしれない。 このまま行けば、人類は地球で増殖する癌細胞になってしまうかもしれないので。。。

Akihiko Fukada