ちかごろ思う事

 

今年の目標

平成21年1月1日

お正月には毎年その年の目標を決めることにしている。昨年は「面倒くさがらずにやる」だったような気がする。何を面倒くさがらずにやるかというと・・・特に後かたづけかな!その目標はもう半世紀以上も前から立てているが長続きしたことがない。いい加減諦めてもよさそうなものだと思うが、何となく続いてしまっている。今年の目標もそうなるが、50年以上も達成できなかった大目標だから生半可なことではだめだろう。そこで今回は具体的なものを織り込んでみた。診療所内にある院長室であるが、コンピューターを中心に私の働き場所になっている。しかし、コンピューターと私が座れる場所だけが守られていて他の空間は物置になっている。そこで今年の目標はその場所に応接機能を持たせることにしようと思う。この年になってそんな目標でよいのかなあ!と寂しくならないこともないが、まあどんなお客さんが来てくれるのかとわくわくすることもある。そこで暮れから大掃除に入ったが、おびただしいゴミの山が出現した。もう少しとっておこうかと優柔不断な考えから捨てないでおいた物が次から次へと現れ、持ち上げらないほどの燃えるゴミが出現した。それで部屋が片づいたかというと「そう言われてみると少し広くなったような・・・」という程度である。でも、捨てられない物も多くあり、それをどこに置くか?必要なときにどうすればすぐ出せるか?一度しまい込んだら永久に日の目を見ないのではないか?なら捨ててしまった方がよいのでは?やっぱり捨てられないなあ。そこで何をどこへ、どう置いたら分かりがよいか、いろいろアイディアが出てくる。それも楽しいかな!うん!今年こそは出来そうな気がする!
もう一つの目標がある。それは年々衰えてくる記憶力をどう回復するかということだ。特に短期の記憶力が弱くなっている。脳の海馬に穴でも空いているのかなあ?MRIなんか恐ろしくて撮れないよね!何で今やっていたことを忘れてしまうのか?どうも無意識でやっていることが多いような気がする。無意識でやっていても、変なことをやっているわけではない。ここで何をするべきかを無意識のうちに判断して適切な行動に移していると思うのだが、なにぶん無意識でやっているので、あれ?あれやったかなあ?なんだ、済んでたんだになってしまう。今やっていることを意識付けしたらどうかな?と考えている。しかし、記憶力の減退はそれだけではなさそうだ。人の名前をよく忘れる。顔は浮かんでも名前が出てこない。これはどう対処したらよいのか?そんなことを書いた本はいくらでもありそうなのだが、そんな人のいうことを聞く気にはなれない。そのうちに「こうしてみよう」なんて良い方法が浮かんでくるかもしれない。
格調低く始まった新年ですが、本年もよろしくお願いします。

Akihiko Fukada