ブラックバス釣り『一体どこに投げるの？』ポイント編

ブラックバス釣りに出かけました。水面を見てどこが釣れるんだろう？どこに投げればいいのだろうか？バス釣りを始めたばかりだと全く分かりませんよね？では解説とまではいきませんが書いてみます。参考になればいいのです。

基本的にブラックバスは、捕食の場合を除き何かの障害物（ストラクチャー）についていたりして過ごしています。またその同じストラクチャーでもいつもは付いているのに今は居ない場合もあります。それの理由としては、雨が降った後の水の濁りが入ると少しでもきれいな水の所を探していきますし、ダムや堰等の開門で水位が変わるときに隠れていた岩が水面に出たり潜り過ぎたりした場合もその時の適水温の場所やシェード（影）を探して移動しますので場所が変わってしまうと言うことです。そういう場合でも現場に着いたときにまず狙うべき場所とは、やはり目に見えたマンメイドストラクチャー（人工物）や護岸の続いた場所での変化のある所や上からみて水流に変化が見える場所等、とにかく目に見える場所から探っていきましょう。そうすればたとえそこがハズレでも段々アタリに近づいていきます。

◆マンメイドストラクチャー。大きなものでは橋脚、鉄塔の足場、取水塔、テトラ、水門等人工的に作られた障害物。こういったストラクチャーでは水流が変わったり、シェードを作ったりブラックバスの好きな場所になりますのでストックの個体数も増えてきます。狙うべきポイントは、そのストラクチャーに流れが当たっている場所かその裏側で水流が巻いているとこを狙えばヒット率が上がります。当然夏場ならば水流も有りますが陰になっているほうを狙うのはアタリです。また外見を見れば分かりますが、こういったストラクチャーは垂直に立っている物が殆どですので垂直にフォールが出来るルアー（ラバージグや直リグ等）を使うか、真横にトップウォータープラグを引いて来るとかスピナーベイトを引いてくればブラックバスに出会える可能性は高まります。

◆自然のストラクチャー。川に自然と流れ着いて立ち止まった大岩、ダム湖等の水中に沈んだ大木、湖等に非常に多いウィード（水草）、河川などベント（曲がり）の場所に出来る馬の背や岬、等々自然に出来上がったストラクチャーにも当然ながらブラックバスは付いています。こういった場所ではクランクベイト等で底をガンガン当てながら巻いて来るとか、スピナーベイト等で直接ストラクチャーに当ててくるとかアグレッシブな方法で攻めたほうがブラックバスに出会える可能性は高まります。岬とか馬の背などは河川で有れば橋の上からとか堤防の上からでも丸見えな場所も多いですので、特に淀川等で釣行する場合は、橋の上からとか堤防の上から見て確認しておくのも重要です。

◆護岸に出来た変化や杭。護岸に出来た変化とは、一部が凹んでいる場所とか、護岸の材質が変わってる場所とか護岸自体の切れ目等同じように作られていてもその途中にある変化の場所にも好んでブラックバスは付いていますので、護岸の変化があればその場所から水中に入って行った先を狙うようにします。その時に目標地点付近に杭が立っていたりすれば尚良しです。こういう場所ではスピナーベイト等巻物ルアーよりもテキサスリグ等で水中の底を感知しながら釣る方がブラックバスに出会える確率は高まります。また杭でも乱杭で数が沢山立っている場所にも好んで入ってきますので、杭に対して直接ラバージグをフォールさせるのもいい作戦です。過去のトーナメントのコメントで杭に対してダウンショットリグで完全放置プレイでリミットメイクをしたこともあり、今でも放置プレイは効くかもしれません。バスが回遊してくるのを待つ作戦です。

◆岸際の葦等の生えた場所。岸釣りでは中々攻略できない場所ですが、ボートからだと特級のポイントです。草木が垂れ下がっていて影を作ったり、密集して生えている中の空洞の場所とかにブラックバスが潜んでいたりしますので、ラバージグを放り込んでビッグバスを捕らえられる最高の場所です。

◆現地に着いたそこの足元。岸釣りでもなんでも現場に着いたところの足元にはかなり高確率でバスが居ます。皆さんも経験あると思いますが、ワンドの際に立ったら足元からバスが逃げていくパターン。着いたその足元が一級場なので高まる気持ちを抑えて遠目から足元にそっとノーシンカーを落としましょう。

狙うべきポイントはまずは自分が立つであろう足元に第一投として、目に見えるストラクチャーの周り、水の流れ（カレント）の変化のある場所、上から見て見える岬の先端部分等目に見えて分かる場所にブラックバスは好んでついていますのでまずはそこから重点的に投げて行けばいいと思います。