ブラックバス釣り、ルアーどうやって付けるの?
ブラックバス釣り『仕掛け?ルアー?結び?』編
ブラックバス釣りを楽しむためにも、まずはルアーを付けることから始めましょう。バス釣り初心者講座です。
ロッドとかリールとかライン、ルアーと針は揃えてるとして説明します。
第一歩はリールにラインを巻いていきます。このときに注意すべき点は2つ有ります。その①シャロースプールのリールの場合は下糸は巻かずにそのまま巻いていって構いません。と言うよりも下糸は巻かないで下さいと言ったほうが正解かもしれません。シャロースプールのリールはスプールの重さを軽くすると言うコンセプトで開発されていますので基本的には下糸は巻かないでも良いです。その②バス釣り始めの一歩で紹介しているような深溝スプールの汎用性の高いリールの場合は、ラインが細いラインの場合必然的に厚みは薄くなりますのでスプールに対して9割程度の巻き量が1番リールの性能を発揮しやすいので9割程度に巻きたいのですが細いラインだと7割くらいしか巻けない時などはスプールに下糸を巻いて嵩を上げる作業が必要です。この場合使うラインが決まっていればそのラインに合わせて下糸を巻けば大丈夫です。最初の1回目は、下糸を巻くために作業が必要です。いつも使うライン(一般的には100m巻き)を一度リールに巻きます。巻き終わったらそのラインに下糸になる安いナイロンライン(太目のほうが良い20lb位)を結んで更に巻いていきます。そしてスプールの9割程度まで巻き終えたらカットします。そしてそのラインを元のラインが巻いてあったボビンに巻き戻します。下糸がなくなるとそこで結びからカットしてフロロの道糸は元のフロロのボビンに巻き戻します。リールのスプールが空になると下糸をスプールに巻きます。巻き終えるとテープで巻き止めします。これで下糸は終わりです。後は使うラインを巻けば完了です。
次はラインに仕掛け(リグ)を作るのですが、色々有りますね。ダウンショットリグ、スプリットショットシグ、ジグヘッドリグ、テキサスリグ、キャロライナリグ、ノーシンカーリグ、その他諸々とありますが、まずはフック(針)やルアーやより戻し(サルカン等)をラインに結ばなくてはなりません。その結び方です。
①ユニノット: 強度もそこそこでリグを選ばずに出来る結び方。

一度ラインアイに通したラインを輪っかにして道糸と輪っかとを3から5回ぐるぐると巻き最後は輪っかにした所に通して道糸側を引っ張れば完成。この結び方を覚えてるだけでも大丈夫です。最初にこれを覚えて慣れてきたら他の結びも勉強するスタイルで良いと思います。
②パロマーノット: ブラックバス釣りの結びの中では最も強度の高いとされる結び方。

ラインの先を折り返して2重にしたままラインアイに通して団子結びの要領で1回結び目を作りその先の輪になった部分にルアーをぐるっと通して道糸側を引っ張って完了。この結び方はラインアイに対して2重になり非常に強度の高い結び方。但しダウンショットで有るとか枝を出すようなリグには不向き。一般的にはサルカン(より戻し)等に対して結ぶ結び方でバス釣りに於いてはトップやディープクランク、ヘビーウエイトスピナーベイトでも結ばれることが多い。
③クリンチノット: ブラックバス釣りの結びの中では手間がかからない結び方ですが神経を使う結び方。

ラインの先を折り返して道糸に端糸を数回ねじって、端糸をラインアイへの最初の隙間に通しそのまま今出来た輪っかを通り抜けて締める。道糸の部分をそのままで結べば全く問題ないのですが、人が結んでるところを見ているとルアーをくるくるっと回してやる方法をよくやっているのを見ますが、あれは慣れていないと道糸が真っすぐではなくてよってしまうので結び目が真っすぐ出来ないことが有りますので注意が必要です。
その他ダブルクリンチノットやフリーノットやダブルユニノット等用途に応じた有用なノットも有りますが、まずバス釣りを始める上でユニノットを覚えておくことお勧めします。非常に多様性のあるクリンチノットも勧めの結び方では有るものの結びに有る程度慣れていないと締め方によっては嫌な角度が付いてしまうのでバス釣り初心者の方にはユニノットが強度もあり結び方も簡単なので是非習得してください。
リールへのラインの巻き方とラインの結びかたが習得出来れば、あとはどのリグでブラックバスを釣るかが問題ですが、色々釣り方は有ると思いますが初心者でも非常に釣りやすくリグを作るのも簡単なジグヘッドリグを説明していきます。
ロッドはスピニングロッドのメガバス(Megabass) OROCHI XXX SPINNING(オロチカイザスピニング) F1-66KS
様な繊細なルアー操作が出来るものやライトクラスからミディアムライトクラスのロッドでラインは東レ(TORAY) ライン バウオ エクスレッド ボリュームアップタイプ 300m 4lb ナチュラル
のセットで、ジグヘッドの重さは底の感知からバスのアタリまでが分かりやすいFECO対応ジグヘッド
1/16oz。ワームはテールの部分がストーレートでは無い物、アンモナイトシャッド 4.5インチ
などは、着水からフォールする時にテールとボディの形状から発する水流の乱れと振動でバスを惹きつけるルアー。を組み合わせて障害物やブレイクやテトラの穴釣りやボトムのずる引き等色々な状況でも釣れるリグだと思いますので、まずはジグヘッドリグを自分の物にすれば後のテキサスリグやラバージグの釣りに手を伸ばした時に、これが底か!これがフォール中のアタリか!とか色々参考になると思います。
取り付け。ジグヘッドの錘りの上にある丸い穴(ラインアイ)にユニノットで道糸を結びます。次にルアーを刺すのですが予めルアーの横に針の部分を横から当ててみて大体の針先の出る場所と針の根元の部分を把握する。そして針の根元にくる場所のワームの芯から真っ直ぐと刺して行き針先の場所になる場所で抜いて完成。
ワームの中心に一旦刺す。

ワームボディを曲げながら針先が出る所まで通す。

針先を出してワームストッパーまで刺し込めば完成。

オフセットフック取り付け。針をワームに当ててフックの根元の曲がった処の出口とフックの出口を予め見ておく。ワームの中心から曲がった処の最初の出口まで針先を刺し抜き、そのまま反転させて最終的なフックの出口に向かうように刺し抜き針先をワームに埋めれば完成
ワームの中心に一旦刺しそのままクランクの出口まで通す。

一旦全部抜ききります。

ここでフックを反転させれば自動的にクランクまで収まる。

あとはフックを刺し込み上から出た針先をワームボディに収めれば完成。

まず底を感知する。これは至って簡単です。ジグヘッドリグを投げます、着水します、ルアーが沈んで行くと同時にラインも吸い込まれて行きます、ある地点(底&障害物)に来るとラインが水中に引き込まれなくなります。ここが底です。この底までの動きがフォールと言われてます。このフォール中に最もブラックバスのアタリが出ると言われてます。フォール中のアタリは、水中に引き込まれるラインを見ていると急に違ったラインの動きをしますので察知すればラインを巻いて合わせます。これでバスをゲットです。
次に底が常にどういう状況であるかを感知する。ジグヘッドリグの場合シンカー(錘り)が常に底に付いた状態ですのでラインスラッグ(糸ふけ)を取ってロッドを立てながらジグヘッドリグをずる引きします。この時に感じる感覚が底を感知していることになります。沢山投げてずる引きしていると、大体これは岩か?これは泥か?これはブラックバスか?と分かるようになってきますので是非とも沢山投げて感覚を養ってください。ブラックバスがジグヘッドリグを食えば手元にコツンと綺麗な反応が見られますのでそこで合わせます。これでブラックバスをゲットです。
ジグヘッドリグを狙った場所でのフォールで食わせる1番簡単な方法。キャストが天才的にピンで狙えれば良いのですがバス釣り初心者の場合はそうは行きません。なので簡単な方法ですがブラックバスへのアピールの大きくて釣果も上がりやすいのが、狙った障害物(杭や倒木等)の向こう側にキャストしてそのまま水面直下を狙った杭まで引きます。この時点でブラックバスへのアピールにもなってます。目標の杭まできたらリールを巻くのをやめてラインを送り出してやります。送り出す事による垂直フォールをさせます。このフォールの時に非常に良くブラックバスが反応します。これで反応しなければ次の杭へと移動していけば釣果も上がると思います。
ここまで来れば初心者脱出です。あとは自分で実際に釣行に出掛けて一本でも多くのブラックバスを釣り、多種多様な場所にルアーを投げての繰り返しの中でロッドはもう少し柔らかいものが欲しいとか、ベイトロッドでラバージグを投げたいとか、トップでガンガン攻めたいとかになって来れば休日のバス釣りが楽しくなってきます。
簡単では有りましたが、バス釣り初心者講座でした。